北京
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習近平国家主席は現地時間3日、パナマのバレーラ大統領と会談を行いました。両元首は国交樹立以来の二国間関係の良好な発展と協力の成果を高く評価し、両国関係を一層推進していくことなどで広範な共通認識を形成しました。
習主席は会談で、「国交樹立から1年半、中国とパナマの関係は勢いあるスタートを切り、バレーラ大統領とも相互訪問を実現した。双方の政治信頼が日増しに深まると共に、『一帯一路』の共同構築を始め、各分野での協力が急速に発展し、著しい成果を収めている。中国は、パナマが地域経済の融合や相互連結の面でより大きな役割を果たせるよう支援し、パナマの経済と社会の発展にできる限りの支援を提供していきたい」と述べました。
また、習主席は、「パナマの『2030国家物流戦略』と中国の『一帯一路』の共同構築構想は親和性が強いものであり、双方は戦略的連係を強化し、金融、観光、物流、インフラ整備などの分野での協力を促進し、鉄道、教育、医療などの分野の重点プロジェクトを着実に実行し、相互連結を推進していくべきだ」と強調しました。
これに対し、バレーラ大統領は、「中国との国交樹立以来、両国関係は大きな進展を収めている。パナマは『一つの中国』政策を揺るぎなく推進し、習近平主席が提起した『人類の運命共同体』などの理念に賛同する。また、『一帯一路』共同構築を支持し、投資や港湾輸送、フリートレードゾーンなどの分野で中国と協力を強化していきたい」と述べました。(玉華、む)