北京
PM2.577
3/-2
中米両国の首脳はこのほど、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで会談を行い、協調、協力、安定を基調とする両国関係の推進について合意すると共に、関連する経済貿易問題について共通認識を形成し、互いに新たな関税の追加をしないことで合意しました。専門家は、中米両国の元首が共同で貿易摩擦にブレーキをかけたことは、両国が歩み寄り、対話を通じた問題解決を図る意向を示すものだと分析しており、中米両国の交渉の先行きに明るい見通しを示しています。
両国首脳の今回の合意によりますと、中国は国内市場と人民の需要拡大に従い、米国から売れ行きに沿う商品を輸入し、一歩一歩貿易不均衡の問題を解決するとし、また、双方は互いの市場開放を約束、中国の新たなラウンドの改革開放によって米国側の合理的な関心事も次第に解決されるとしています。今後、双方の作業グループは両国元首の原則的合意に基づき、すべての追加関税を取り消す方向で交渉を加速し、互恵共栄を実現する協定の早期締結を急ぐとしています。
これについて中国社会科学院グローバル戦略シンクタンクの王霊桂秘書長は「両元首は極めてスマートな協定を結び、詳細について十分な協議を行うことを決めた。これはとても好ましい動きだと思う」と評価しました。(Mou、む)