北京
PM2.577
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習近平国家主席は3日、パナマで同国のバレーラ大統領と共に、パナマ運河の新しい水門を見学しました。
バレーラ大統領とカスティージョ夫人が現場で習近平主席と彭麗媛夫人を迎えました。
新水門の前では、通過待ちのコンテナを積んだ中国遠洋海運グループの貨物船が停泊していました。この船は、10月1日に青島を出発し、太平洋を横断、パナマ運河と大西洋を通過してアメリカの3つの港を巡り、パナマ運河を経て帰還する途中だったということです。
習主席はこの船の船長と通話し、船舶上の生活条件についてたずね、乗組員全員に慰問の言葉をかけました。習主席は、「パナマ運河を上手に利用し、物流輸送を絶えず最適化させ、国家の運輸事業とグローバル貿易の繁栄の促進に更なる貢献をしてほしい」と述べました。
その後、両元首は制御室を訪れ、バレーラ大統領の手ほどきのもと、習主席は制御ボタンを操作し、水門を開きました。その後両首脳は、中国遠洋海運グループの貨物船がゆっくりと通過して行くのを共に見送りました。(RYU、む)