北京
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第3回中国新金融サミットフォーラムが、1日に北京で開かれました。参加者は「大変革にある金融業の高品質な発展」をテーマに、金融による実体経済の振興、金融技術、金融包摂、リスク監督などについて討議しました。
現在、中国経済は高度成長から高品質な発展に移行しており、金融改革を深めるための新たな高い要求が増加しています。近年、中国経済の重要な柱である中央企業は、金融サービスの推進に積極的に取り組んでいます。2017年末まで、中国国務院国有資産監督管理委員会が投資家とする中央企業は、総資産8兆元にあたる85社のライセンス金融子会社の企業を持ち、また、非銀行金融機関として、総資産3兆4千億元にあたる71社の財務会社をもっています。
このフォーラムで、国務院国有資産監督管理委員会の徐福順主任は、「中央企業は金融業を生かして企業の発展をサポートしていくべきだ。特に、それぞれの会社に対して適切な管理制度を実施し、中央企業の金融業務を厳しく管理しなければならない」と述べました。
2017年の中国のデジタル経済は27兆2千億元に達し、GDPの32.9%を占めました。中国インターネット金融協会の李東栄会長は、「今、モバイル金融、インターネット金融、スマート金融などの代表的な金融業の新しい業態、応用とモデルは、盛んに発展し、金融業界のデジタル変換のための貴重な実務経験とより良い技術基盤を提供している。これは、金融業のデジタル化を秩序よく推進し、経済の高品質な発展へと導くに違いない」と語りました。(任春生、星)