北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は現地時間2日、ブエノスアイレスで、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領と会談しました。両元首は、「さらに広い視野で両国関係発展の青写真を描き、手を携えて全面的な戦略パートナー関係の新しい時代を切り開いていく」として合意に達しました。
習主席は、「この2年で、我々は5回の会談を行い、両国関係史上において新たな記録を打ち立てた。現在、新しい情勢や課題に直面している。双方は相互尊重、平等互恵、協力共栄を基礎にして、さらに広い視野で両国関係を計画し、各分野での協力を着実に推進し、両国の全面的な戦略パートナー関係の新しい時代を切り開き、両国ひいては世界の平和、安定、繁栄のために貢献していくべきだ」と述べました。
習主席はまた、「双方は引き続き、お互いの核心的利益に関する問題で支え合い、相手国が自主的に発展の道を選ぶことを支持すべきである。また、今後5年の両国政府の共同行動計画を綱領に、『一帯一路』共同構築の枠組み内で意思疎通と協力を強化し、両国の発展計画を連結させ、各分野での交流と協力を総合的に推進していくべきである。中国はアルゼンチンの良質な製品とサービスの輸入を拡大し、二国間貿易の利便化を促進していきたい」と示しました。
これに対し、マクリ大統領は、「アルゼンチンは中国との全面的な戦略パートナー関係の深化に力を尽くし、『一帯一路』枠組み内での協力を強化していきたい。また、今回双方が調印した今後5年の共同行動計画をきっかけに、農業、金融、航空、インフラ整備などの分野における協力を一層拡大していきたい」と述べました。
両元首は共に、「中華人民共和国政府とアルゼンチン共和国政府共同行動計画(2019~2023)」や、その他の協力文書の調印式に立ち会いました。また、双方は、「中華人民共和国とアルゼンチン共和国共同声明」を発表しました。(玉、星)