北京
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現地時間12月1日、習近平国家主席はアルゼンチンのブエノスアイレスでフランスのマクロン大統領と会談しました。
習主席は「目下、中仏関係は高いレベルでの安定的発展を保っており、力強い勢いを見せている。来年で中仏は国交樹立55周年を迎える。中国はフランスと共に、両国の全面的戦略的パートナーシップが新たなステージに向かってまい進し、中国・欧州連合(EU)関係が一層大きな発展ができるよう推し進めていく」と指摘しました。
習主席はフランスとの提携分野について、「多国間主義の揺るぎ無い維持、気候変動、世界貿易機関(WTO)改革、イラン核問題など、重要な国際問題でのコミュニケーションと協調を強めていく必要がある。昨日、中国、フランス、国連の三者による気候変動小規模会議が開かれ、良好な成果とともに、前向きなシグナルを出すことができた。中国は主要20カ国・地域(G20)枠組下において、フランスと協力を強めていきたい」と強調しました。
マクロン大統領はこれを受けて、「フランスは、習主席が今年、ボアオアジアフォーラムと中国国際輸入博覧会で明らかにした輸入拡大措置を積極的に評価し、進出する外資のビジネス環境の改善で払った中国の努力を賞賛する。来年は仏中国交樹立55周年であり、双方は一連の祝賀行事を一緒になって成功させていくべきである。フランスは断固として多国間主義を堅持し、中国と重要な国際問題で引き続き支持しあい、多国間自由貿易体制の維持、国際社会の気候変動に関する『パリ協定』の遵守と実施をともに促し、EU・中国関係のたゆまぬ前進を推し進めていきたい」と表明しました。(Yan、星)