北京
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ここ数年、中国とラテンアメリカの経済貿易協力は豊かな成果を収めてきました。現在、中国はラテンアメリカにとって2番目に大きい貿易パートナー国で、ラテンアメリカはアジアに次いで、中国にとって2番目に大きい投資目的地となっています。「一帯一路」協力は双方の経済貿易協力のさらなる発展に新たなチャンスをもたらしています。
ウルグアイの首都モンテビデオでは、ある地元の青年がメイド・イン・チャイナの自動車を運転して会社に向かいます。それと同じころ、北京のサラリーマンは一日の仕事を終え、買ったばかりのチリ産のサーモンで夕食を作ろうとしています。これはごく普通の生活の一場面です。
ここ数年、中国とラテンアメリカの農業貿易、製造業などの分野における協力は急速に拡大しています。統計によりますと、去年、中国とラテンアメリカ、カリブ海周辺の諸国との貿易総額は前年同期比18.8%増の2578億ドル(約29兆2591億円)に達し、また、今年1~9月は前年同期比で20%成長し、2286億ドル(約25兆9450億円)に達したということです。
中国貿易促進会研究院国際投資研究部の劉英奎主任は、「中国とラテンアメリカの経済貿易協力の相互補完性は大きい」と指摘しています。
また、ラテンアメリカとカリブ海周辺では、ますます多くの国が「一帯一路」協力に参与するようになっています。ウルグアイのニン・ノボア外相はこのほど「『一帯一路』構想は、インフラの連結を促してきただけではなく、民間の文化交流を促進し、国民間の相互理解をも深めた」と語っています。
さらに、中国商務省の高峰報道官は29日北京で、「ラテンアメリカは21世紀海上シルクロードの延長線にあり、中国はラテンアメリカとの協力の将来性に自信を持っている」と表明しました。(藍、星)