北京
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習近平国家主席は27日からスペインを公式訪問しています。近年、中国とスペインの間では経済貿易面での往来が活発で、貿易額が急速に伸びているほか、直接投資の増加幅も目を見張るものとなっています。
この5年間は、中国とスペインの経済貿易協力が、史上最も早く発展した期間となりました。貿易額は2017年に前年同期より12.7%伸びて309億4千万ドルに達し、中国はスペインにとって、EU(欧州連合)を除けば最大の貿易パートナーとなりました。これと同時に、双方の直接投資、特に中国のスペインに対する投資の急速な伸びが注目されています。
これについて、世界4大会計事務所の一つ、KPMGのスペイン支社中国事業部の李婭氏は「中国の対スペイン直接投資は2016年に15億ドル、2017年に15億ドルから18億ドル前後にまで達する見込みだ」と明らかにしました。
李氏によりますと、中国のスペインに対する投資の分野は、当初の不動産、ホテルなどから、現在はエネルギー、インフラ、医療、情報技術などへと広まっているということです。(Mou、謙)