北京
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ダムの両岸を結ぶ、鉄鋼の組み立てによる緑色の橋。「ベイリー橋」という。
11月も終わりに近づき、北半球は冬支度ですが、南半球のアルゼンチンは初夏を迎えています。首都ブエノスアイレスから約2000キロの所にあるペリト・モレノ氷河。この氷河からさらに北東へ200キロ行くと、中国の企業が建設している、世界最南端の水力発電所「サンタ・クルス」にたどり着きます。
中国の葛洲壩グループが建設を受注しているこの発電所は、同じ川沿いで65キロ離れた「コンドルコリフ」と「ラバラーンコサ」の2ヵ所からなります。葛洲壩グループは2013年1月にこのプロジェクトを落札し、翌年の7月に習近平国家主席がアルゼンチンを訪問した際、両国首脳の立会いの下で契約が結ばれました。5年間にわたる準備作業やインフラの建設を経て、今年2月に着工し、2022年4月に稼動を始める予定です。
南極に最も近いこの水力発電所の建設は、中国とアルゼンチンの最大の提携事業であり、またアルゼンチンで最大の建設規模を誇ります。そして「一帯一路」の中で、中国企業による最大の電力事業となります。(玉華、森)
埋め戻し作業の様子
建設基地