「一帯一路」、イベリア半島の成長を後押し

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　ヨーロッパのイベリア半島は、「一帯一路」協力が進むにつれて、中国との貿易や人々の往来などが活発化し、スペインとポルトガルの発展に弾みをつけています。

　中国とスペインは、このところ「一帯一路」の枠組みで、各分野での実務協力が進展しています。港での両国間の協力事業が順調に進んでいるほか、両国の企業が第三国で共同開発をしており、中国石油化学工業集団公司（Sinopec＝シノペック）とスペインのTRグループなどによる事業体が、クウェートの国営石油会社（KPC）の製油所建設事業を受注しています。

　また、同じくイベリア半島に位置するポルトガルもここ数年、経済や貿易面で中国との協力により、実りある成果を収めています。現在、中国の企業や個人によるポルトガルへの投資総額は90億ユーロを超え、ポルトガルはヨーロッパで中国の5番目の投資対象先となっています。ポルトガルでは、「一帯一路」に積極的に関与したいとの声が様々な方面から寄せられています。（藍、森）