北京
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習近平国家主席は今月29日から来月2日にかけてアルゼンチンを公式訪問し、ブエノスアイレスで行われる第13回主要20カ国・地域首脳会合(G20)に出席します。これについて、現地の楊万明中国大使は23日の記者発表会で、「中国とアルゼンチンおよびラテンアメリカとの関係史上で極めて重要なものであり、グローバル経済に大きくプラスになる」とコメントしました。
習主席は、これまでに就任以来3回にわたりラテンアメリカを訪れ、10ヵ国以上を訪問しています。アルゼンチンのマクリ大統領とは2016年以降4回にわたり会談し、双方の全面的戦略パートナーシップの深化や発展について様々な面で合意しています。そして今回の訪問は、中国共産党第19回全国代表大会および新政府が発足してから初めてのラテンアメリカ訪問で、アルゼンチンを訪れるのは2回目です。これについて楊大使は、「最高指導者が戦略的立場からアルゼンチンならびにラテンアメリカとの関係を強く重視しているという姿勢がうかがえ、新時代におけるラテンアメリカとの関係の発展をリードする上で大変に意義のあるものだ」としています。
また楊大使は、G20サミットについて「国際経済協力の重要な交流の場であり、今年で発足10周年を迎えるため、大変重要な意義がある。習主席は6回連続でのG20出席となるが、これは中国がG20を強く重視し、グローバル経済の管理体制の整備に貢献したいという意欲や、今回のアルゼンチンG20サミットを強く支持する姿勢を示すものだ」と述べました。(怡康、森)