北京
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会場の様子
香港特別行政区政府と香港貿易発展局の共同主催による第8回アジア物流海運会議が、20日と21日の2日間、香港で開催されました。30余りの国と地域から業界関係者2100人余りが参加し、アジアのサプライ・チェーン、「ニュー・リテール」時代の物流の変革と物流技術などをめぐって話し合いました。
林鄭月娥行政長官
会議で、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が演説し、「香港にとって貿易と物流は基幹産業であり、国内総生産(GDP)の22%を占めている。香港の物品貿易は1兆60億ドルに達している」と説明しました。また、「現在、一国主義と保護主義が台頭し、自由貿易は衝撃を受けている。しかし香港は、自由貿易を第一とする立場を決して変えない」と強調しました。
方舜文総裁
また、香港貿易発展局の方舜文(マーガレット・フォン)総裁は「『一帯一路』構想、広東省・香港・マカオのベイエリア開発、東南アジア諸国連合(ASEAN)との自由貿易協定などにより、貿易や資金、人の流れを生み出し、物流や海運に新たなビジネスチャンスをもたらすだろう」と述べました。(鵬、森)