北京
PM2.577
23/19
中国・フィリピン両国の最高指導者の共同の立会いの下で、中国とフィリピンは20日、政府間の「石油ガス開発協力に関する覚書」に調印しました。これを受け、外交部の耿爽報道官は21日、「これによって、双方は石油ガスの探査と開発協力において新たな一歩を踏み出した」として、「海上の各分野における双方の実務協力を全面的に推進すると共に、他の南海沿岸諸国とも同類の協力の展開に向けた意思疎通を強化していきたい」との期待を示しました。
耿報道官は他にも、今回の覚書調印後の展開について、「中比双方は引続き、具体的な関連事項を巡り踏み込んだ討議を進め、早期に両国と両国人民に利益をもたらすことのできる成果を上げたい」とした上で、他の南海沿岸諸国との協力促進についても、「南海を平和、友好、協力の海にしていきたい」と述べました。(洋、む)