北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は20日、パレスチナ国のアッバス大統領と祝電を交わし、両国の国交樹立30周年を祝いました。
習主席は祝電の中で、「中国とパレスチナとの間には長い交流の歴史がある。中国は最も早くからパレスチナ人民の正義の事業を後押しし、また最も早くからパレスチナ解放機構を承認し、最も早くパレスチナと国交を樹立した国の一つだ。中国は終始、パレスチナ人民による民族の合法的権利回復のための正義の事業を支持し、1967年に策定した境界線を土台に、東エルサレムを首都とし、完全な主権を有する独立したパレスチナ国の建国を揺るぎなく支持している」と述べました。
また、アッバス大統領も祝電の中で、「中国によるパレスチナ人民及びその事業への支持における際立った重要な役割を高く賞賛する。パレスチナ人民は中国との友情を引き続き高らかに掲げていく。私はこれまで通りに両国の関係発展を重視し、後押しし、両国の国民に利益をもたらし、彼らの共通のビジョンの実現に努めていく」としました。
同日、李克強総理とパレスチナのハムダラ首相との間でも祝電が交わされました。李総理は祝電の中で、「国交樹立後、中国とパレスチナのハイレベル往来の度合いが密になり、政治信頼も日増しに深まり、両国関係は積極的かつ健康的に発展している。これからもパレスチナ人民による、民族の合法的権利の回復に向けた正義の事業を支持していく。パレスチナ人民がいち早く独立した建国の夢を実現できるよう祈っている」としました。
ハムダラ首相も祝電の中で、中国から寄せられた貴重な支持に感謝の気持ちを表した上で、「これからも中国政府と引き続き二国間関係と協力を強化、拡大し、幅広い共通利益を実現していきたい」と述べました。(Yan、む)