北京
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銀行保険監督管理委員会の郭樹清主席は8日、北京で、「監督管理機関による、金融機関に対する監督、管理、審査、奨励などのメカニズムを改革し健全化する。国有経済と民間経済を平等に扱い、3年後には民間企業への貸付額が企業全体への新規貸付のうち半分を占めるように努めていく」と発表しました。
また、郭主席は「銀行業金融機関は、民間企業に対して常に十分な貸付けを行えるよう、専門的な措置を講じるべきだ」と述べ、国有経済と民間経済を平等に扱うことについては、「企業を評価する場合、その所有制や規模ではなく、管理の枠組みやリスクのコントロール能力、技術レベルと市場のニーズに目を向けるべきだ」と強調しました。
さらに、「銀行業の貸付残高のうち、民間企業による貸付は約4分の1である。その一方で、国民経済における民間経済の割合は6割を超えている。このアンバランスな状況は正されなければならない」と指摘しました。(鵬、謙)