北京
PM2.577
23/19
外交部の華春瑩報道官は8日、北京で開かれた定例記者会見で、「フィリピンが南海問題で示している前向き且つ積極的な態度を賞賛したい」と語りました。
報道によりますと、フィリピンのロクシン外相はこのほど、「中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は今、驚くほど友好的姿勢で『南海行動ルール』に関する交渉を進めている。南海問題については争議と齟齬が相変わらず存在するかも知れないが、これは各国の他分野における互恵協力の展開を妨げぬものでなければならない」と発言しました。
これを受けて、華報道官は「目下、中国とフィリピンを含むASEAN諸国の共同の努力の下で、南海地区の情勢は全体において安定が保たれている。関係国家が対話や交渉によって齟齬を適切に処理すると言う正しい軌道に回帰した結果、『南海行動ルール』に関する交渉は絶えず前進を続けている。中国側はフィリピンがこの過程において示している積極的かつ建設的な態度を賞賛したい」と述べました。(非、む)