北京
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李克強総理は6日北京で、主要な国際経済金融機関の関係者と共に、第3回「1+6」円卓対話会を開きました。
世界貿易機関(WTO)の改革について李総理は、「現在、WTOは生存の危機に直面している。閉鎖して単独で自国のことに取り組みたい加盟国もあれば、新たにやり直したい加盟国もある。単独主義と保護主義を抑制することは、我々が直面する共通の任務であり、WTO改革でやるべきことでもある」と述べました。
李総理はまた、「中国の立場としては、既存の体制に対して改革と健全化を行い、WTOの権威性を維持すると共に、有効性を着実に強めることに賛成する。安定の中で前進を求めることを堅持して、貿易自由化の大きな方向性を揺るぎなく確保しなければならない。どのように改革したとしても、WTOの開放、透明、包摂、差別しないなどの基本的原則は変わらないものである。各方面の関心事を考慮するためには、それぞれの参与を堅持して、できる限り最大公約数を求めるべきだ。特に発展途上国である加盟国の権利と利益を擁護するべきである。南北の差を拡げず、縮小させなければならない」と強調しました。(玉華、星)