北京
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チベット自治区吉隆(キドン)県吉隆鎮にある吉隆国際国境貿易市場が31日から営業を開始しました。市場にはネパールやパキスタンといった国々の人々が出店し、国際色豊かな商品が並べられています。
吉隆県の胡紅県長は、「わが県は『一帯一路』建設を南アジアの陸路へと延伸する上でカギとなる場所だ。現在、中国とネパールを結ぶ陸の貿易路の『吉隆貿易港』は吉隆鎮熱索村にある。吉隆国際国境貿易市場のオープンは、国境における貿易産業の発展や観光産業のグレードアップの追い風となるだろう」としています。
吉隆国際国境貿易市場の建設面積は1万2000平方メートルで、投資総額は4250万元(約6億8715万円)です。
なお、統計によりますと、2018年上半期に「吉隆貿易港」の輸出入貨物量は7万5332トン、貨物輸出入総額は13億8700万元(224億2550万円)に達したということです。(藍、謙)