北京
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『射鵰英雄伝』などの作品で知られる香港の武侠小説家で、中国文連の栄誉委員と中国作家協会の名誉副主席も務めていた金庸(本名:査良鏞)氏が10月30日に香港で亡くなりました。享年94歳でした。
金庸氏は1924年に浙江省海寧県で生まれ、1955年に夕刊紙『新晩報』の紙面で発表した処女作『書剣恩仇録』で好評を博しました。
その後、1972年に最後の作品『鹿鼎記』を発表して断筆するまでの間に、長編を中心に武俠小説15作品を書き上げています。世界中に読者を持ち、「武俠小説の第一人者」と称されています。
金庸氏の死去の報を受けて、香港各界が哀悼の意を示しました。香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は「査良鏞教授は博学で高い見識を持つ武俠小説家であった。彼の作品は中国の伝統ある古典文学を受け継ぎ、世界各地の華人に愛された。その多くの作品が繰り返し映像化され、中華文化の継承に大きく貢献した」と語りました。
金庸氏が亡くなった翌31日、香港の沙田区にある展示施設「金庸館」を多くの香港市民が訪れ、哀悼の意を示しました。(雲、謙)





