北京
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今年の初め、中国銀行保険監督管理委員会は、民間企業が抱える資金調達難に対応するため一連の措置を取りました。
同委員会の王兆星副主席は30日に北京で、「これらの措置は段階的に進展が見られている」と述べました。王副主席は、「9月末までに、零細企業への貸出残高は8兆9千億元を超え、前年比で19.8%増えて、その他の各種貸付に比べて増加率が7ポイント高くなった。また、世帯に対しては1600万世帯となり、前年比406万世帯が増え、民間企業への貸出残高は30兆4000億元に達して、増加率は依然として上昇している」と述べました。
中国銀行保険監督管理委員会のデータによりますと、第3四半期で、中国の18の主要商業銀行が新たに拠出した零細企業向けの貸付の平均金利が下がり、企業の資金調達コストが比較的減少しました。保険業では、今年の1月から9月まで、信用保険と貸付保険サービスを受け取った零細企業の数は約50万社に上っています。(任春生、星)