北京
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商務部は29日、来月行われる中国国際輸入博覧会について記者発表会を行いました。貿易交渉の代表を務める傳自応副部長が、習近平国家主席が開幕式に出席すると伝えました。
傳副部長は「今回の博覧会は国家主席の提案により行うもので、準備作業を経て来月5日から10日にかけて上海で行われる。習主席は、開幕式のほか、期間中のイベントにも出席する予定だ。開幕式には、海外の政府関係者やビジネス関係者、国際組織の代表らが出席する」と説明しました。
また、傳副部長は、「開幕前日の4日に習主席夫妻がレセプションを行う。また習主席は、翌日の午前に開幕式に出席し、基調演説を行うほか、各国の首脳とともに会場を見学する。そして開催期間中に、各国の元首や政府首脳と会談する予定だ」と明らかにしました。
傳副部長によりますと、この博覧会は、世界で初めて輸入をテーマにした全国級の博覧会であり、国家貿易投資総合展、企業ビジネス展のほか、虹橋国際経済貿易フォーラムが行われます。メインとなる国家貿易投資総合展では、82カ国と3つの国際組織が合わせて71のブースを設け、展示面積は3万平方メートルに及びます。開催国である中国は、香港・マカオ・台湾を含むパビリオンを設置し、「イノベーション・協調・グリーン・開放・共有」という新たな発展理念を基調に、改革開放の成果や「一帯一路」が世界にもたらす新たなチャンスを展示する予定です。(殷、森)
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