北京
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王毅国務委員兼外交部長は28日、フィリピンのダバオ市で中国総領事館の開所式に出席し、挨拶をしました。
王外交部長は、ダバオに中国の総領事館を新たに設けたことについて、「中国とフィリピンの関係が絶えず前進していることの表れであり、両国のトータル的な協力への要望に応えるものである。中国とフィリピンは千年にわたる友好関係のある隣国であり、ドゥテルテ大統領が就任して以来、両国の関係は全面的に改善して急成長の道を進んでいる。フィリピンの地方の州や都市と中国との交流や協力も盛んになり、ダバオはその先駆けで模範である」と述べました。
王部長はまた、「この2年余り、ドゥテルテ大統領の気遣いや地元市長の働きかけにより、ダバオ市は中国との協力をますます拡大させ、両国間の付き合いの中でも特に密接で協力が進んでいる都市の一つとなった。今回の総領事館の開設は、この地域の発展を中国が期待していることの表れである。我々はこれをきっかけにして、ダバオそしてフィリピン南部全体との交流をさらに広げたい。我々の目標は、ダバオを『一帯一路』の共同建設における重要なハブとし、両国の交流や協力を深めるモデル拠点とすること、そして中国とASEAN東部の成長地域との協力をいち早く進めていく場所とすることである」と述べました。(玉華、森)