第三国市場が中日協力の新しい支柱に＝李総理

　李克強総理は26日、北京で、日本の安倍晋三首相と共に、第1回中日第三国市場協力フォーラムに出席し、挨拶を行いました。

　挨拶の中で、李総理は、「実務協力は中日関係の安定装置であり推進装置でもある」として、「両国の第三国市場における協力は大きなポテンシャルを秘め、協力の見通しも明るく、中日間の実務協力の新たな支柱になるに違いない」と述べました。

　李総理はまた、「中国は改革開放40周年という節目に、更に対外開放を拡大していき、日本の企業と商工界の対中投資とビジネス立ち上げを歓迎する。中国政府は日本政府と歩み寄り、中国で知的財産権保護などを含むビジネス環境を一層最適化させ、より公正な監督管理を推進していく」との考えを示しました。

　安倍首相は、開放、透明と市場化という原則に従い、第三国市場でホスト国の需要と国際スタンダードにあった協力プロジェクトに取り組み、互恵ウィンウィンを実現して、地域と世界の発展に貢献したいとする日本側の希望を語りました。

　本フォーラムには、両国から1500人のゲストが参加しました。（ヒガシ、む）