北京
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パレスチナは17日、国連総会が発展途上国「77カ国グループ」の来年の議長国をパレスチナとする決議案を採択したことに歓迎の意を示しました。
パレスチナ解放機構(PLO)のアリカット事務局長はこの日、声明を発表し、「国連総会は16日、パレスチナが来年の『77カ国グループ』議長国として活動できるようにする決議案を賛成146、反対3で採択した。これは、東エルサレムを首都として1967年6月4日の国境線に基づき独立したパレスチナの建国を阻止しようとしている米国のトランプ大統領やイスラエル政府が誤った立場にあるということを示す、国際社会からの強いシグナルである」と述べました。その上で、「米国とイスラエルによる策や措置は、目下のところ中東の安全や安定を著しく損ねているが、最終的にはむだ骨に終わる」と主張しました。(鵬、森)