北京
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習近平国家主席は16日北京で、中国を訪れているノルウェーの国王ハーラル五世と会談しました。新時代における両国関係に新たな力を注ぎ、両国の伝統的友情に新たな1ページを切り開いていくことで一致しました。
会談で習主席は、「両国の関係は、2016年に正常化してから実り豊かな成果を収めている。双方はハイレベルの往来を頻繁に行い、政治的相互信頼が強まった。また自由貿易協定への交渉が進んでおり、海の環境保護、北極、文化、観光などの面で踏み込んだ協力を進め、人の往来も一層盛んになっている」と述べました。そして、今回の国王の訪中で、新時代の両国関係に新たな力が注がれ、両国の伝統的友情に新たな1ページを切り開くことになるだろうと表明しました。
習主席はまた、「双方は政治的信頼を固め、増進させて、相互尊重と平等の原則を堅持し、互いの核心的な利益や重要な関心事を尊重し、それに気を配り、両国関係を安定して長期的に発展させるために政治的基礎を築くべきだ。各分野の実務協力を拡大し、経済協力に向けて制度を全面的に整え、ハイレベルの互恵ウィンウィンを実現させるべきだ」と述べ、「一帯一路」の枠組みで協力し、ユーラシアの相互連携を強めていきたい意向を示しました。
これに対してハーラル五世は、「再び中国を訪れたことをうれしく思う。1985年に初めて訪問し、その後幾度か訪れて、中国の急速な発展や変貌を目の当たりにした。今回の訪問は、両国関係が改めて正常な軌道に戻り、強い生命力を示していることを表すものだ」と表明しました。
双方は会談後、協定書の調印式に立ち会いました。(Mou)