北京
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国務院の李克強総理は現地時間13日午前、ドゥシャンベでタジキスタンのラスルゾダ首相と会談しました。
李首相はその席上、タジキスタン主催による上海協力機構(SCO)首脳(首相)理事会第17回会議が成功裏に開催されたことに祝賀の意を伝えた上で、今回のアジア・欧州歴訪の最初の訪問地をタジキスタンにしたことについて、「中国がタジキスタンとの全面的な戦略的パートナー関係を重視していることの表れである」としました。
さらに「現在、両国関係と各分野における協力は、迅速かつ健全な発展の勢いを保ちつつある。双方はお互いの核心的利益と重要な関心事において支持し合っている。我々は『一帯一路』構想をタジキスタン側の発展戦略と結びつけて、共に両国の善隣友好関係と各分野における実務協力の前向きな進展に努めていきたい」との考えを示しました。また、今後の取り組みとして経済貿易と投資協力の拡大、相互連結の強化、農業分野の協力拡大、ビジネス環境の整備、人文協力の増進、SCOの枠組み内における協調と協力の緊密化といった6つの提案を行いました。
一方、ラスルゾダ首相は両国関係について「全面的に発展しつつあり、双方の全面的な戦略的パートナー関係も強まってきている」と評価した上で、「一帯一路」の構築に積極的に参与し、経済貿易やエネルギー、交通、農業、金融などの分野における双方の協力を強化していきたいとの考えを示しました。また、両国の人文交流の強化、関係増進に向けた持続的な取り組み、SCOの枠組み内における協力の緊密化など、中国側との連携強化に努める姿勢を表しました。(洋、星)
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