米副大統領の檄文式演説に台湾の番組司会者が大陸に代わって反論

2018-10-08 00:12  CRI

 黄智賢 「今日の中国における国家国民の安定と発展は侵略や殖民行為によるものではなく、人民の叡智、犠牲と勤勉さが作り上げたものだ。そして米国も中国が立ち上がる過程からより多くの利益を得てきている。」

 今日、台湾の『中国時報』紙が台湾の女性司会者黄智賢女史の論評「ペンス副大統領への返答」を掲載した。

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 全文を以下に掲載する。

 副大統領閣下。貴殿が中間選挙を前に、米国の友好国である中国に対し行った事実無根の非難と中傷は極めて遺憾なものでした。

 貴殿は歴史の真実について、然程ご存知では無い、もしくは故意に触れることを避けられたようですが、中国は貴国に負うところは一切なく、貴国に対しては善意に満ちた態度を保ってきました。

 歴史上、中米の協力は人類の平和を利するものであり、その中で貴国は常に最大の利益を得て参りました。中国が列強の侵略を受けた時代においては、国家は分割の憂き目に遭いました。貴国は物質も国土も充分にありつつ、その侵略者の側にあり、英国が天津の割譲を受けた際にも、貴国はその一部を獲得、ですが貴国はそれを必要と考えず、英国に譲渡しています。

 貴殿は義和団事件賠償金にも言及されました。八国連合軍が紫禁城に攻め入った際、中国は略奪の限りを尽くされた後、なお賠償金の支払いを迫られ、四億五千万両紋銀という天文学的な金員を支払うこととなりました。

 これは当時の中国の五年分の財政収入に当たる額です。米国は兵こそ出さなかったものの、賠償総額の7.32%を受け取りました。それは弱り切った中国にとどめを刺すようなものでした。そして何より、何億の民の血と涙の結晶だったのです。

 貴国は既に面積の拡張を終えていることから、常に長いスパンでの思考を行っており、経済的利益と政治的影響力を求めるようになっていました。

 イリノイ大学のジェームズ学長が嘗てルーズベルト氏にしたためた手紙には、こうあったと言われます。「もし米国が年内に中国の学生を誘致できれば、.....米国のこうした文化から中国をコントロールするという方法は最も巧妙であることは疑いないことだ」、「これは知識と精神で中国の指導者を操る方法と言える」。

 1905年の貴国の反中国法案は、中国の民衆を米国製品排除に向かわせました。その後の三年のうちに、一部の金員を返還したことは、民衆の怒りを鎮めましたが、貴国の「返還金」は、貴国が「取り過ぎだった」と見なした部分に過ぎないものでした。

 その上、中国はなお期限通りに賠償金を全額納付する義務がありました。同時に、貴国は「貰いすぎ」の部分を何度かに分けて特定のファンドに注入しました。そして、中国からは賠償金による留学生が貴国に留学するようになり、国内には清華学堂が設けられました。ですが、貴国はそれにより、賠償金を貴国内に落とすとともに、対中影響力を拡大していったのです。こうして中国国内における貴国への印象を改善しつつ、中国国内における米国製品排除の動きも解消して行きました。

 第二次世界大戦時、日本が中国を侵略し、中国が孤立無援であった時にも、貴国は助けの手を差し伸べることはしませんでした。中国が存亡の危機に晒された時にも、貴国は日本に戦略物資を供給していました。それは、日本が真珠湾を襲撃し、貴国が宣戦を布告するまで続きました。しかしその後も、中国は貴国の理に適った待遇や協力を得ることはできませんでした。中国の軍人や市民が数千万の命を落として行くことや、国が滅びようとする中で流された血や涙は、他国にとっては価値のないものだったのでしょう。

 ヤルタ密約では、貴国らは中国を犠牲にしました。釣魚島は本来中国の土地であったものですが、戦後、台湾とともに中国に返還されることなく、貴国は占領者の立場から、その管理権を日本に手渡しました。731部隊の非人道的行いについても、日本の実験報告書と引き換えに、貴国は数十年に渡り沈黙を守っています。

 中国は何度にもわたる侵略、内戦と様々な過ちにより、最近やっと足元に落ち着きが見え始めています。ですが国家は今も統一されていません。我々は様々な領域で多くの不足を残しています。しかし、改革開放政策の施行以来、実現された14億の人民の富裕と充足した日々は、人類史上では初めてのことであり、我々はそれを大切に考えています。ですが、今日の中国における国家国民の発展と安定は、侵略と殖民行為によるものではなく、人民の叡智、犠牲と勤勉さが作り上げたものです。そして米国も中国が立ち上がる過程からより多くの利益を得てきています。中国人は30%のiPhoneを購入していますが、iPhoneの300ドルの価値のうち、中国が得たのは組み立ての工賃10ドルのみで、米国は200ドル以上の利益を持ち去っているのです。

 人類の文明は、異なる発展の道筋を経ています。列強の侵略を受けた全ての民族と国家のうち、なぜ中国は独自の発展を遂げることができたのでしょうか。民主の道は、基礎が牢固でなければなりません。数えきれないほどの民主の名の下に衰退し、戦乱に陥ってきた国々は、まさに血と涙でその理(ことわり)を映しています。

 今日の中国と貴国には様々な面でなお大きな差が存在します。我々は更に努力を重ね、人民の幸福と文明の繁栄を実現していくでしょう。しかし、中国を評価する基準は、米国が用意すべきものではないはずです。我々は、貴国が世界の覇権を求めるが故に、中国が富み、強く成長することに対し、ネガティブな想像をしていることを理解しています。ですが、現在貴国が中国に対しあらゆる方面と方位から仕掛ける追い込み行為は賢い選択とは言えぬものです。なぜなら、神は貴国や列強式の覇権行為、締め付け行為や圧力を課すことを喜ばれないだろうからです。私は、中国のような「自らを高めることで他者を利する」スタンスこそが、全人類を救い、神の喜びを得ることに繋がると信じて止まないのです。

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黄智賢女史(資料写真)

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