北京
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国務院主催の中華人民共和国成立69周年記念の祝賀レセプションが30日、北京で開かれました。習近平氏、李克強氏、栗戦書氏、汪洋氏、王滬寧氏、趙楽際氏、王岐山氏など、党と国の指導者らが国内外の招待客1200人と共に新中国69歳の誕生日を祝いました。
李克強総理は席上の挨拶で、「今年に入ってから、習近平同士を核心とする中国共産党中央の粘り強いリーダーシップの下、中国は国内外の環境変化によってもたらされた新しいチャレンジに冷静に対応し、改革の深化において新たな成果を収め、自ら進んで対外開放することに向かって、より大きな一歩を踏み出している。また、対外関係と国際協力においても、新しい局面が切り開かれている」と述べました。
そして、「開放は、近代化に向かう中国にとって必然の選択肢である。中国は引き続き、高いレベルの対外開放を積極的に推し進め、自国の発展の利益を守りながらも、世界各国と発展のチャンスと成果を分かち合っていく。協議・協業・共有の原則に従って、『一帯一路』における国際協力を促していく。中国は世界各国と共に、相互開放、優位性の相互補完の中で、協力の新しい空間を切り開いていきたい」と表明しました。
さらに李総理は「中国は引き続き、『一国二制度』、『港人治港(香港人が香港を治める)』、『澳人治澳(マカオ人がマカオを治める)』、高度の自治という方針を守っていく。広東・香港・マカオ大湾区建設を契機に、大陸部と香港・マカオ地区との交流と協力を深めていく。『一つの中国』の原則と『九二共通認識』を引き続き順守して、国の主権と領土の保全を断固として守り、『台湾独立』を企むいかなる謀略と行為も絶対に容認しない。両岸の経済・文化の交流協力を広げる中で、幅広い台湾同胞と企業に、より広い市場とより多様な発展チャンスを提供していく」と改めて強調しました。
なお、レセプションに先立って李総理は「2018年中国政府友誼賞」を受賞した外国人専門家、その家族らと会見しました。「中国政府友誼賞」は、中国の現代化建設で際立った貢献をした外国人専門家のために設けられた最高の名誉ある賞です。(Yan、星)