北京
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東北地区の三省の視察を終えた習近平国家主席は、東北の振興に関する座談会を主宰しました。
その中で習主席は「東北地区は我が国の重要な工業および農業の生産拠点である。国防、食糧確保、生態系、エネルギー、産業それぞれの面で重要な戦略的地位を占めており、国の発展という大局にも大きく関わっている。今後、新時代の中国の特色ある社会主義思想や、第19回党大会の精神を確実に実施し、党中央の一連の政策や手配をしっかりと実行に移し、思想を開放し、改革を進めて、優位性を発揮して東北の振興を推し進めなければならない」と語りました。
習主席は、今月25日から28日にかけて、黒竜江省の農業開拓建三江管理局とチチハル市、吉林省の松原市、遼寧省の遼陽市と撫順市を訪れ、東北振興の実情について視察しました。
習主席はまず25日午後に、中国の重要な食糧生産拠点である黒竜江省の建三江を訪れ、現代化農業の発展や食糧の生産、水資源の総合利用などについて報告を受け、「エコな農業の発展に力を入れると同時に、全力を挙げて黒土の減少や退化を防がなければならない」と強調しました。
そして26日は、午前にチチハル市で国有の大型装備製造会社2社を視察し、午後には吉林省の松原市に移動して、中国の十大淡水湖の一つである査幹湖の生態系保護について視察しました。
習主席は27日に遼寧省に移動し、遼陽市の国有企業と民間企業を視察した後、28日には撫順市にある雷峰記念館を見学し、花を捧げました。(非、森)
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