北京
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23/19
ドイツのベルリンで開催中の国際鉄道技術専門見本市(InnoTrans 2018)において、中国企業が鉄道交通分野における最新の技術と製品を披露しています。
現地時間18日には「中国館の日」シリーズイベントが行われ、総計174社の中国企業から、2000人を超える技術者と管理者らが出席しました。
鉄道車両の製造を行う国有企業・中国中車(CRRC)の責任者は、「我々がドイツ鉄道のために製造した最新のハイブリッド交流駆動入替機関車は、内燃措置と蓄電器を取り入れたハイブリッド技術により、最高時速80キロまで出すことができる。主に鉄道工事現場の物流供給や、ライトレール車両の救援に使用できる」と紹介しました。
また、中車四方株式会社は最新のカーボン繊維地下鉄車両「CETROVO」のプレスリリースを行いました。同車両シリーズにはカーボン繊維技術が多く取り入れられ、一般的な地下鉄車両に比べると13%軽くなっているほか、インテリジェントデバイスが充実しています。乗客が指で窓ガラスにタッチすることで、インターネットにアクセスできるということです。
在ドイツ中国大使館経済商務参事館の王衛東参事官は、「中国の鉄道交通企業の技術レベルと競争力は日増しに向上している。先進国との比較において、多くの製品が技術・コスト面において独自の優位性と特徴を見せ、強い競争力を示している」と述べました。(怡康、謙)
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