北京
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23/19
国連のニコライ・ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官は16日、声明を発表し、「イスラエルはハーン・アル・アハマル村にあるパレスチナの遊牧民ベドウィンの居住区を取り壊すべきではない」と呼びかけました。
また、ムラデノフ特別調整官は「ベドウィンの村を取り壊す行為は国際法に違反することだ。イスラエルの隣国で、生活に適したパレスチナの国を誕生させる機会が失われる」と述べています。
イスラエル最高裁判所は5日、東エルサレムにある居住区が違法建築物であることを理由に「一週間で取り壊す」と採決を下しました。イスラエルメディアは、「イスラエルはその居住区から12キロ離れたところへ住民を手配する」と報道しましたが、アナリストの話を引用して「パレスチナ人に建設の許可を与えるわけにはいかない。この居住区の取り壊し作業は、イスラエルがユダヤ人入植地の建設に場所を提供することになる」と批判しています。(殷、星)