北京
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第5回四川国際観光商談博覧会が7日、四川省楽山市峨眉山市で開かれました。
今回の博覧会には58の国と地域から国際的な観光機関の責任者や観光業者、関連企業の代表3000人余りが参加しているということです。参加国の内訳は、アジア26カ国、ヨーロッパ16カ国、北米・南米5カ国、アフリカ9カ国、大洋州2カ国となっています。会場には約1500の国際基準の展示ブースが設置され、総展示面積は3万5000平方メートルに及びます。
また、37の国と地域、28の省(市、自治区)、さらに四川省内の28の地方から636の団体が出展しています。そのうち、「一対一」の形式で行われる商談会は500組セッティングされています。今回は18項目の契約が結ばれる予定で、契約規模は644億7000万元(約1兆円)に上る見込みです。そのうち、楽山市内で実施されるプロジェクトが13件もあり、契約金額は518億2000万元となります。
今回の博覧会は「美しいライフスタイルで高品質な観光を作り出す」をテーマとして、展示や商談、フォーラム、コンテストなどのイベントを中心に、観光市場の活性化を促す環境づくりを目指しています。3カ月にわたる開催期間中、18のテーマイベントがセッティングされているほか、60近くの関連イベントが前後して開催され、来場者数は延べ100万人に上る見込みだということです。
メインとなるイベントは、2018年中国特色観光商品コンテスト、「一対一」商談会、観光商品商談会、峨眉山ハイレベルフォーラム、観光による貧困扶助で農村部振興を促進するためのフォーラム、観光人材サミット、観光ビッグデータフォーラムなどとなっています。また、世界精選観光、中国特色観光、四川良質観光、観光文化クリエーション、人に優しい観光、中国特色観光商品コンテスト作品展、アウトドア体験という7つの展示エリアが設置されています。(洋、星)