北京
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23/19
習近平主席は5日、北京の人民大会堂で、モロッコのサアディ・ディン・エル・オトマニ首相と会談しました。
習主席は会談で、「中国とモロッコは昔から交流が続いており、今年は国交を樹立してちょうど60年になる。これを新たな起点として、両国の戦略パートナーシップを推し進めていきたい」と中国側の立場を表しました。また、「国の安定や経済と社会の発展に向けてのモロッコの取り組みを揺ぎなく支持していく。モロッコは『一帯一路』を建設する上で重要なパートナーであり、重要な国際問題や地域問題で意思疎通と協調に力を入れ、両国そして発展途上国の共同利益を維持していく必要がある」と強調しました。
これに対してオトマニ首相は、「北京での中国・アフリカ協力フォーラムが成功裏に閉会したことを祝福する。今大会はアフリカの未来にとって非常に重要だった。習主席が行った演説は重要かつ実務的で、アフリカで大きな反響があり、アフリカの発展と双方の協力を大きく促していくだろう」と述べました。そして、21世紀の「一帯一路」で強力なパートナーになりたいというモロッコの姿勢を示しました。(朱 森)