北京
PM2.577
23/19
中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)が3日午後、北京の人民大会堂で開幕しました。習近平国家主席が「協力ウィンウィン、手を携えて中国・アフリカ運命共同体の更なる緊密化に取り組む」と題する基調演説を行い、「協力ウィンウィン、和平共生の運命共同体を共に構築するように」と強調し、さらに「産業促進、施設の連結、貿易の利便化、グリーン発展、能力建設、健康衛生、文化交流、平和安全」を内容とした『8大行動』を大いに押し進めようと語りました。
また習主席は、アフリカとの関係発展で、「中国は内政を干渉せず、支援に対していかなる条件も付けず、投融資活動で政治的な利益を狙わないという原則を堅持しており、ほかの国もアフリカで業務を展開する際にこれにならって欲しい」と指摘しました。
そして、南アフリカのラマポーザ大統領、アフリカ連合(AU)の議長国であるルワンダのカガメ大統領、来賓として出席した国連のグテーレス事務総長、ファキAU委員長がそれぞれ挨拶に立ちました。いずれも「アフリカと中国は長い間、平等、相互尊重、互恵共栄の原則に基づいて実務協力を展開している。中国はアフリカの経済や社会の発展を大きく支援しており、また内政に干渉せず、いかなる政治的条件も付けていない。アフリカは、こうした協力を望まない者が唱えた『新植民主義論』に反対する」と述べ、そして「アフリカは『一帯一路』の建設を高く評価し、積極的に参加したい」との意向を表明しました。(非、森)