北京
PM2.577
23/19
王毅国務委員兼外交部長は2日、中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)第7回閣僚級会議で、FOCACヨハネスブルグサミットでの合意成果の実施状況について紹介した際、「ここ3年間、中国とアフリカは互いに助け合い、安全協力分野で大きな進展を遂げた」と明らかにしました。
王外交部長は「中国は一貫してアフリカの平和建設に取り組んできた。ここ3年間、習近平国家主席が国連PKOサミットで宣言したアフリカ連合(AU)への1億ドル相当の無償軍事援助を履行しつつ、第1陣の援助物資はすでにアフリカに到着した」と述べました。
また、「中国は一貫して『アフリカ人によるアフリカ式のアフリカ問題の解決』を主張し、ソマリア和平再建プロセスや南スーダン問題など、現在注目されているアフリカ問題に関する平和解決を推し進め、中国の智恵を捧げた」と示しました。
さらに王外交部長は「中国は国連総会のアフリカにおけるPKO活動を推し進め、積極的に参加している。いま、中国から2000人以上のPKO関係者がアフリカにある国連の5つの任務エリアで活躍し、国連常任理事国の中ではPKO関係者の派遣が最も多い国である。また、これまでに中国は30回に渡って艦艇編隊を派遣し、アデン湾やソマリア沖で護衛活動を行い、6000隻以上の各国の船舶を護衛してきた」と述べました。(Lin、星)