習主席、ガーナ大統領と会談

　習近平国家主席は1日、大統領就任以来、初の中国公式訪問となるガーナのナナ・アド・ダンクワ・アクフォ=アド大統領と会談しました。

　習主席は「中国とガーナがハイレベル交流を密にし、相互の理解と支持を継続していくことが重要だ」と強調したうえで、「ガーナが『一帯一路』の建設に積極的に参与し、アジアインフラ投資銀行（AIIB）に加入することを歓迎する。ガーナと発展戦略をドッキングさせ、各分野における協力を展開し、人的交流を強化するとともに、国際問題と地域問題において密接に交流を保つことで、両国および各発展途上国の共同利益をより良く守っていけるよう努めたい」と述べました。

　習主席はさらに、「アクフォ=アド大統領は中国人民の古くからの友人で、両国関係の発展に重要な貢献をしてきた。ガーナと力を合わせて、両国の友好協力がまい進していけるよう促し、両国人民にさらなる恩恵をもたらしたい」と示しました。

　アクフォ=アド大統領はこれに対し、「中国には、外相を務めていた頃から訪問していたため、中国の人々の事を古き友人と思っている。両国間における協力は好調で、中国は過去3年において、ガーナ最大の貿易パートナーとなっている。我々も双方の交流をさらに深められるチャンスを求めている」と述べました。

　なお、両首脳は会談後に、双方の協力文書の調印式に立ち会いました。（怡康、謙）