北京
PM2.577
23/19
習近平国家主席は31日、北京の人民大会堂で、中国を訪れている南スーダンのキール大統領と会談しました。
会談の中で習主席は「中国は南スーダンとの国交を樹立して以降、各分野での協力を安定的に展開してきた。今後も、南スーダン側と共に、両国関係をレベルアップしていきたい」と述べたうえで、「中国は南スーダンの国家の安定と発展の実現を優先し、南スーダンの和平プロセスを終始一貫して支持する。両国がインフラ施設、農業などの分野での協力を強化し、中国企業が南スーダンの経済・社会建設を励ましていけるよう願っている」と示しました。
これに対して、キール大統領は「中国による、南スーダン国内の和平プロセスへの助力、そして世界の平和と安定のために果たしてきた重要な役割に感謝する。中国と共に、政治面での往来やエネルギーといった分野での実務協力を強化し、国際事務とアフリカの地域事務での交流・協調を密接にしていきたい」と表しました。
なお、両首脳は会談後、双方の協力文書の調印に立ち会いました。(雲、謙)