習主席、ブルキナファソ大統領と会談

　習近平国家主席は31日、北京の人民大会堂で、中国を訪れているブルキナファソのロック・マルク・クリスチャン・ カボレ 大統領と会談しました。

　会談の中で習主席は、中国との国交回復を決めたカボレ 大統領の政治判断を高く賛賞した上で、「両国の国交回復からの3カ月間で、双方の関係は大きな発展を収めてきた。中国はブルキナファソ側と共に、政治的信頼を増進させ、各分野での協力を全面的に推し進め、協力・ウィンウィンの友好協力の新たなページを開いていきたい。中国は、ブルキナファソによるテロリズムの取締りと、国家と地域の安定のための努力を支持する」と述べました。

　これに対してケイタ大統領は「世界に中国は一つしか存在せず、中華人民共和国政府は全中国を代表する唯一の合法的政府である。中国との国交回復という正しい政治的決断は、ブルキナファソの未来の発展の方向性と一致している。ブルキナファソは中国と発展の理念について学び合い、両国の政治信頼を増進させ、各分野での実務的な協力を深めていきたい」と述べました。

　なお、両首脳は会談後に、双方の協力文書の調印に立ち会いました。（雲、謙）