北京
PM2.577
23/19
中国・アフリカ伝統医薬協力テーマフォーラムがこのほど、北京で開催されました。国家漢方医薬管理局の于文明局長は、「去年、中国とアフリカの間の中国医薬の輸出入額は8000万ドルに達し、5年前と比べて2倍に増加した。また、中国医薬関連のサービス貿易は双方の協力における新たな成長のポイントとなっている」と述べました。
中国政府はこれまでに、アフリカのガーナや、タンザニア、コモロ、マラウイ、エチオピアなどと協定を結び、医療、科学研究、保健といった分野を通じて中国医薬サービスを提供し、中国医学の医師をのべ2000人余り派遣しています。
中国医薬は現在、アフリカにおける伝染病の予防および治療の面でキーとなる役割を果たしており、特にアルテミシニンを基礎にした配合剤は、マラリア治療で第一に選ばれる薬となっています。また、広州漢方医薬大学による「マラリアを迅速に撲滅するプロジェクト」は、マラリアの流行の効果的な抑制に成功し、世界保健機関(WHO)から高い評価を得ています。(玉華、謙)