北京
PM2.577
23/19
米政府は現地時間21日夜、欧州連合(EU)からの輸入自動車に対する25%の追加関税導入を改めて示唆しました。また23日から、中国からの160億ドル規模の輸入品に25%の関税を上乗せする予定です。関税という“ムチ”を振るう米国に対し、イタリアのメディアは「貿易戦はブーメランのようなもので、最終的に傷つくのは米国自身だ」と指摘しています。
大手新聞の「ラ・レプッブリカ」は先ごろ社説で、「米国が貿易戦を引き起こしたのは、相手はたちまち関税に屈すると読んでいたからだ。しかし現状は、EUが表向きに譲歩しただけであり、米国のパートナーもその競争相手も白旗を挙げていない。貿易戦によりメリットはまったく見えず、デメリットだけが感じられる。保護主義でまず傷付くのは保護すべき対象に他ならない」と述べました。
また経済紙の「イル・ソーレ・24オーレ」は21日に発表した文章で、「貿易赤字の削減に向けて関税という“ムチ”を振るうのは極めて危険な行為だ。貿易がしめつけられて米国経済にもダメージが生じるだろう」と述べています。(洋、森)