北京
PM2.577
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中国共産党中央政治局常務委員会は16日、会議を開き、吉林長春長生生物技術有限公司による不正ワクチン事件に関する調査結果及び問責の状況に関する報告を聴取しました。習近平総書記は会議を主宰するとともに、重要な談話を発表しました。
会議は、「不正ワクチン事件の発生以来、習総書記は事件を極めて重視し、速やかに真相を突き止め、責任者を厳罰に処するよう指示した。ワクチンは国民の健康に関わるものであり、公衆衛生における安全と国家の安全に関わる問題だ。不正ワクチン事件は、ワクチン生産者が国家の薬品基準に反し、生産検査記録を捏造し、地方政府と監視管理部門が機能しなかったことが発生の原因となっている」と指摘しました。
会議では、また、吉林省で薬品監督を担当していた金育輝副省長を免職処分とし、金副省長の前任である李晋修吉林省政治協商会議副主席に辞職をもとめるなど、関係責任者への処分が合わせて決定されました。(藍、む)