北京
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23/19
日本の73回目の敗戦記念日にあたる15日、日本の明仁天皇は、東京にある日本武道館で開かれた全国戦没者追悼式に出席し、「過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願う」と述べました。
明仁天皇は来年4月末に退位を控えており、今年が最後の出席の機会となります。明仁天皇は、2015年から今年まで、毎年「深い反省」に言及しています。
追悼式には、安倍晋三首相や衆参両院議長、及び戦没者の遺族ら6500人以上が出席しました。安倍首相は式辞で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。歴史と謙虚に向き合い、どのような世にあっても、この決然たる誓いを貫く」と述べましたが、アジア諸国への「損害と苦痛」などの加害者責任については触れませんでした。
「村山首相談話を継承し発展させる会」(「村山談話の会」)の藤田高景理事長はインタビューに際し、全く新鮮味のない安倍首相の式辞に遺憾の意を示し、「安倍氏は日本が犯した過ちを直視し、深く反省すべきだ」と述べました。(Lin、む)