北京
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新華社は12日、「改革開放に広い天地がある」と題した署名記事を発表しました。その中で、「改革開放によって、思想的な縛りを絶えず打ち破り、発展を妨害するしがらみを一掃したからこそ、中国は新たな雄大な道のりをはじめ、新たな前進する道を作り、新たな発展の空間を切り開くことができた。悠久の歴史を有しながらも、若さ溢れる社会主義中国は希望と活気に満ちた新天地に向かってまい進していく」としています。
記事は、「習近平総書記は『改革開放は現代中国の運命に関わる重要な決め技で、“二つの百年”(①中国共産党成立百年に当たる2021年にややゆとりある社会を達成し、国内総生産(GDP)と都市・農村部住民の所得を2010年比で倍増する②中華人民共和国が成立百年を迎える2049年に富強・民主・文明・調和の社会主義現代化国家を建設する)の奮闘目標の実現、また中華民族の偉大なる復興の実現にかかる決め技でもある』と述べている。習総書記は『決め技』という中国の伝統文化に富み、生き生きとした日常用語を使って、中国共産党と中国人民の改革開放に対する認識と覚悟を表現しており、現代中国が揺るぎなく改革開放を推進していく信念と決意を表している」と示しています。
記事はまた「40年は瞬く間に過ぎ去り、改革開放の滔々たる流れは、中国の大地を『歴史が瞬く間』に天地をも覆すほどの激しい変化をもたらした。封鎖的、半封鎖的な国から全方位に開放し、世界最大の輸出国と世界第二の輸入国に押し上げ、世界経済における最大の確定性、主要な動力源として、世界経済への寄与率が30%を超えた年が何年も続いている。中国は数十年の時間で、西側先進国が数百年かけて歩んできた近代化の道のりを歩み終わった。中国は時代に立ち遅れた国から遅れを取り戻して、時代をリードする国へと歴史的な躍進を遂げ、そして、立ち上がって豊かになり、強くなっていくという偉大な飛躍を実現し、民族の復興という偉大なる目標にかつてないほどに近づいている」と報じています。
さらに「中国の改革開放は何故、古きを取り除き、天地を覆すことができたのか。その最も肝心で、最も重要なことは、歴史が前進するロジックの中で進み、時代発展の流れに順応した形で発展してきたことにある。歴史が現在、また未来にも告げてくれているように、改革開放は我々が堅持しなければならない正しい道で、また、国を強くし、国民を豊かにする道でもある。この道に沿って揺るぎなく進んでいけば、必ずやより麗しい明日を作り出すことができる」と指摘しています。
記事は「改革開放には広い天地があり、今こそ練磨前進する時なのだ。これからも山にぶつかれば道を切り開き、川に出れば橋をかけるという心意気と勇気で、新たな偉大なる革命で新しい局面を打開し、幅広い中国の大地と世界の舞台で、現代中国と中国人民により広い新天地を切り開いていく。中華民族の偉大なる復興という中国の夢は必ずや改革開放のプロセスの中で実現すると信じている」と結んでいます。(Yan、星)