北京
PM2.577
23/19
長江の沿岸にある安徽省銅陵市。淡水イルカが生息する黄金の水域とされ、国家級自然保護区に指定されています。
長江イルカは、パンダよりも希少なものとされ、国家二級重点保護野生動物で、長江の中~下流などに生息しています。しかし長江は中流から下流にかけて、漁業や船運、汚水の排出などにより個体数や種類が絶滅危機に瀕しています。
このため銅陵市では、2001年に4頭を長さ1600メートルにわたる半自然状態の水域に移すなど、保護に力を入れました。現在、この区域で生息する長江イルカは、2006年の4頭から60頭近くに増えています。(朱 森)
関連ニュース