北京
PM2.577
23/19
外交部の耿爽報道官は24日、北京で開かれた定例記者会見で、「中国はフィリピンと共に、南海の平和と安定を共に維持していく考えだ」と述べました。
報道によりますと、フィリピンのドゥテルテ大統領は23日に発表した一般教書で、フィリピンと中国の越境犯罪や麻薬取締などの分野での協力を高く評価した上で、「フィリピン・中国関係の改善は、フィリピンが南海での権益を断念することを意味しない。双方は二国間と多国間ルートで友好的に齟齬に対処しているところだ」としました。
これに対して、耿報道官は「善隣友好は両国と両国民の利益に合致する唯一の選択肢であり、双方が終始守るべき正しいベクトルでもある」と表明した上で、「今後もフィリピンを含む東南アジア諸国連合(ASEAN)と共に地域のルールを整え、『南海行動準則』交渉が積極的進展を収められるよう推進していきたい」と語りました。(Yan、む)