北京
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国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)のオードレ・アズレ事務局長は16日から中国への公式訪問を始めます。これはアズレ事務局長が去年11月にユネスコ事務局長に就任して以来、初めての訪中となります。アズレ事務局長はこのほど、パリにあるユネスコ本部で、中国メディアのインタビューを受け、中国訪問への期待を示しました。
アズレ事務局長は「中国は多国間主義の断固たる支持者であり、積極的な参加者でもある。常に教育、文化、科学技術などを含むユネスコの活動に積極的に参加している」と高く評価しました。そして、「習近平国家主席は以前、ユネスコ本部を訪れたことがある。ユネスコ事務局長としての初訪中を光栄に思いながら、中国とユネスコの戦略的パートナー計画を進めていきたい」との期待を寄せました。
アズレ事務局長はまた、「文化の多元化に基づき、教育や高等教育などの発展を通じて、中国は教育と文化などの諸分野で大きな成功を収めてきた。特にここ数十年において、未曾有の経済成長と国家の発展を実現してきた」と賞賛しました。さらに「中国が提案した『一帯一路』構想はユネスコの使命と多くの共通点があり、中国の優れた経験をその他の地区、特にアフリカに参考にしてもらいたい」との考えを示しました。(Lin、星)