北京
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23/19
タイのプーケットで5日午後、多くの中国人観光客を乗せた遊覧船が転覆する事故が起きました。中国の救助隊は7日、転覆した「フェニックス号」から8人の遺体を収容しました。これまでに42人が死亡し、14人が行方不明となっています。
地元政府はプーケット国際空港にボランティアサービスセンターを設立し、遺族らに支援を提供しています。
当日朝、中国交通部から10人、浙江省海寧市からは7人の救助隊が現地に到着し、救助活動に取り組んでいます。
タイ海軍の救助指揮者によりますと、ヘリコプター5機と救助船13隻が救助に当たっています。また、多くの潜水士が「フェニックス号」の沈没した海域や船内の捜索を続けています。今後の救助活動は、風向きと海流の状況を考えた上で進める方針だということです。(殷、星)