国家知的財産権局知的財産権発展研究センターは12日、中国の知的財産権の発展状況に関するアセスメントレポートを発表しました。
レポートは、政府統計を引用する形で、「昨年の国内における特許出願量は昨年同期比14.2%増の138万2000件に達し、7年連続で世界トップの座を射止めた。また、商標登録出願を受理した件数でも昨年同期比55.72%増の574万8000件に達し、16年連続で世界トップとなっている。さらに、マドリッド協定議定書による国際出願でも、出願件数4810件で世界3位となった」としています。
また、レポートは「国内各地の知的財産権の発展レベルは不均衡であり、東高西低の様相を示しており、東部地区のレベルが最も高くなっている」とし、経済と市場の成長水準の不均衡や地域間の産業発展の不均衡が反映された結果となっています。(朱 む)