北京
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内蒙古自治区の北東部に位置するフルンボイル市に属するモリンダワ・ダウール族自治旗とエヴェンキ族自治旗の成立60周年を祝う展示会が、北京人民文化宮で5日に開幕しました。
同日午前10時、北京人民文化宮前広場で行われた展示会の開幕式では、モリンダワ・ダウール族自治旗の索曙輝旗長とエヴェンキ族自治旗の那暁光旗長がそれぞれあいさつした後、蒙古族独特の歌や舞踊を披露しました。
展示会では、写真や実物、模型などの展示を始め、無形文化遺産伝承者本人の技の実演などから、それぞれの歴史、文化、風景や経済発展の歩みが立体的に披露されました。
「モリンダワ」はダフール語で「駿馬でも越えられぬ山」を意味する言葉で、自治旗は1958年8月15日に設立され、全国唯一のダフール族の自治旗となっています。フルンボイル市の最も東に位置し、総人口は32万人、中国でホッケーの郷として有名な街です。
一方のエヴェンキ族自治旗は、エヴェンキ族を中心とする25の民族14万5000人が住む街で、典型的な民族地域と国境地域であり、資源が豊富な地域でもあります。(取材:ヒガシ)