北京
PM2.577
23/19
欧州連合(EU)が1日に中国の技術移転措置を世界貿易機関(WTO)の紛争解決手続きで提訴したことを受け、商務部条約法律司の責任者は3日に談話を発表し、WTOの紛争解決手続きのプロセスに基づいて適切に対処していくと述べました。
1日、EUは中国政府の技術移転措置が「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定」などWTOの関連規定に相応しくないとして、WTOの紛争解決手続きの枠組み内で中国側との交渉を求めました。
これについて、商務部の関係責任者は「中国政府は一貫して、知的財産権の保護を高く重視しており、国内外の知的財産権所有者の合法的な利益を守るため、数多くの強力な措置を講じてきた。知的財産権に関する協力の面で、中国とEUは関連の作業グループメカニズムを立ち上げた。このメカニズムを通して、双方は効果的な意思疎通を保っており、多くの分野で積極的な成果をあげてきた」と述べました。さらに、中国側としてはEU側による提訴に遺憾の意を表すとともに、WTOの紛争解決手続きのプロセスに基づいて適切に対処していくとの考えを示しました。(洋、星)